貧血が慢性化すると…

鉄錠

「隠れ貧血」の人も少なくありません。
貧血を自覚している人は鉄分を積極的に摂るようにする意識を持てますが、自覚していない人は関心が薄く、そのまま放置して悪化するケースもあります。
自覚しているにしても、なにも対処していないと、貧血は慢性化してしまいます。

 

貧血というと、立ちくらみやめまいが有名な症状なので、この自覚症状がないからといって貧血を疑わない方も少なくないそうです。
様子がおかしいと感じ病院で受診した頃には、だいぶ状態が深刻になっているケースもあります。

 

とくに月経過多の女性は慢性化しやすいと言われています。
また、子宮筋腫なども関係していて、病気が原因であれば病気の治療が最優先です。

 

もし、鉄欠乏性貧血と診断された場合は、セルフケアだけでは十分な改善になりません。
初期治療の段かいでは1日に100〜200mgの鉄分補給がすすめられます。
病院で処方される鉄剤は1錠に100mgの鉄分を含んでいるものが主な薬剤で、サプリメントではありえませんし、食事をいくら改善しても摂れない量です。
まずは機能鉄をカバーして、貯蔵鉄を回復させることが必要になるので、定期的に検査・診察を受けながら治療で鉄分を補給していく必要があります。

 

もしも貧血が慢性化すると、体は酸欠状態に陥ります。脳にも必要な酸素が運ばれなくなり、それが続けば続くほどに脳細胞もダメージを受けて、痴呆症などのリスクを高めてしまいます。

 

鉄分不足は単に貧血の症状を招くだけでなく、最終的に深刻な病気へと発展することもあるので鉄分補給はとても重要です。
積極的に鉄分を摂り、細胞のアンチエイジングを意識しましょう。
アンチエイジングというと美容ケアというイメージがありますが、これは若々しさを意味します。
体内にある60兆個ほどの細胞は酸欠になると死滅していってしまうので、鉄分や栄養を十分に補給して細胞を元気にしましょう。